著作権
盗作著作権に関わるキーワード

盗作騒動

盗作騒動

著作権

盗作による著作権侵害人間は楽をする為に努力して新しいものを創造する動物で、文明とは楽をする為の努力の結晶であると言えます。
しかし、「楽をしたい」という方向性が生活の質の向上などではなく富や名声を得る為に働くととんでもないことに繋がってしまいます。

現代における盗作騒動について解説していきます。

盗作騒動〜コピペ文化の弊害

コピペによる盗作問題パソコン用語の一つに「コピー・アンド・ペースト」、略してコピペというものがあります。
これは文章やファイルを指定してコピーして張り付けることで複製を作る操作を意味しています。

コピペ機能はとても便利なものですが、使う人の意図によっては著作権侵害のための道具となってしまいます。
安易なコピペで起こる盗作騒動について解説していきます。

論文・感想文のコピペ

最近、教育分野で問題になっているのが大学の論文やレポート、読書感想文のコピペです。
Wikipediaや専門サイトから文章を探してコピペして、課題に沿った内容を仕立てて提出してしまうというものです。

コピペで論文や読書感想文を作ることは、教授や教師がコピペに気付かなければ稚拙でも自分で文章を作り上げた学生・生徒よりも高い評価を得てしまうという弊害を齎します。
つまり「努力することは無意味である」という考えを学生・生徒に植え付けてしまうことにも繋がるのです。

中にはコピペされることを前提として感想文を提供するサイトまであり、課題のコピペを蔓延させる原因となっています。

コピペ・盗作で受賞の顛末

2010年に世間を騒がせたニュースの一つに、盗作騒動が挙げられます。
一つは新人作家による人気小説の盗作による全面回収事件、もう一つは女子中学生による地方自治体主催の文学コンクール受賞作がネットからの盗作であったことが発覚した事件です。

前者は、若者向けの小説ジャンル・ライトノベルの人気レーベル「電撃文庫」から出版された「俺と彼女が魔王と勇者で生徒会長」という小説で、他社の人気ライトノベル「バカとテストと召喚獣」からの盗作が20箇所以上もネット上の有志によって発見されたことがきっかけになっています。

後者は秋田県の女子中学生が地方自治体の主催する文学コンクールに応募した作品のほとんどがネットからの盗作であったという事件です。
この女子中学生はプロ詩人を目指す人が集まるサイトで評価の高い作品を選んでコピペしたものを投稿するという確信犯的な手口を使っていることが分かっています。

この二つの事件に共通しているのは、「評価が高い他人の作品をコピペしている」という手口にあります。
盗作者がいくらかは手を加えていたとしても、創作の根幹である「表現」をそのままコピペすることが著作権侵害を構成する要素となります。

コピペを見破るには?

このようにネットや既存の著作物からの盗作は数え切れないほどにあります。
そのため文学賞・コンクールの選考者や論文・感想文を課題にする指導者にはコピペか否かを見破る眼力が求められる時代となっています。
しかし、規模の大きな文学賞は応募作品が数百点を越えることが多く、目が行き届かないこともしばしばです。

そのため、盗作が発覚するのは匿名掲示板の有志による検証であることがほとんどです。
このような有志による検証サイトは文章のコピペだけでなく「トレース」と呼ばれる絵のなぞり書きも対象となっていて、多くの成果を挙げています。
また、コピペの有無を判別するソフトが開発・販売されていて、コピペ問題の沈静化は未だ見通しが立たない状態です。

【著作権GO!GO!】コンテンツ分類
  • 【著作権の基礎知識】大切な財産を保護するための効果と罰則
  • 【著作権の主な種類】無意識に侵害しないために知らなければいけない対象と権利
  • 【著作権に関わるキーワード】海賊版のダウンロード・盗作mなどの身近な著作権問題
【著作権GO!GO!】コンテンツメニュー
  • 侵害者への罰則 - 著作権侵害の代償とは?
  • ダウンロード - 著作物がネットで拡散する
注目記事(著作権GO!GO!)ランキング