著作権
特許,違い著作権の基礎知識

特許との違い

特許との違い

著作権

著作権と特許の違い印刷・電球・飛行機・ダイナマイトなど、世界を大きく変えた発明は数え切れないほど存在しています。
歴史に名を残す発明は影響力も高く、巨万の富を発明者に与えることから「特許」による保護が欠かせません。

発明を保護する特許と、著作物を保護する著作権の違いについて紹介していきます。

特許との違い〜著作権で発明を守れるのか?

発明品を守るための特許エジソンやノーベルの伝記やテレビ番組などの影響を受けて、「発明家になりたい」という夢を持ったことがある人は少なくないものです。
しかし、歴史に名前が残るほどの価値がある発明に成功したとしても、特許を取らなければ富も名声も素通りしていくことになりかねません。

発明に対する特許はどのようなもので、著作権とどのような違いがあるのでしょうか?

特許の概要について

特許とは、今まで存在していなかった新しい機械や素材、薬品などを作り出した個人・団体に対して国から独占使用権が付与された権利を保障する仕組みです。
特許が認められた発明は、発明者の名前の保護も同時に行われ発明者による排他的な権限が与えられます。

日本の特許法では、特許手続きを出願した日から満20年で特許権が消滅し発明者以外でも自由に利用することが出来るようになっています。

特許の目的とは?

特許は、機械や新素材・新薬など多大な時間と開発費用が必要になる発明を主な対象としています。
一市民の考えた「ちょっとしたアイデアから生まれた暮らしを便利にするアイテム」も範囲に含むほど定義は広いものと言えますが、多大な労力と投資を掛けた発明による利益が他の人に取られないように予防することがそもそもの目的です。

世界中に輸出する場合には各国ごとに特許を取得する必要がありますが、知的財産である発明を横取りされない為には手を抜けない大事な手続きとなっているのです。

特許と著作権は似て非なるもの

特許も著作権も、知的財産である発明や著作物を守るための権利という共通項を持った権利概念です。
しかし、実際には幾つもの違いがあります。

まず挙げられるのは「保護対象の違い」です。
発明は機械や薬・素材などの工業的に生産されるもの、著作権は文芸・芸術などの表現による創作分野を対象としています。

第二には「権利発生の手順の違い」があります。
著作権は著作物が作られた時点で自然発生すると考えられており、特許は発明を取り扱う役所に出願手続きを取り承認された時点で発生します。
場合によっては特許出願が却下されてしまうことさえあります。

そして最大の違いは「発表の有無」です。
著作権は発表することを前提にした権利ですが、特許は「出願まで一度も公に発表されたことがない」ことが認可の前提となっているのです。

著作権では発明は守れない

このように著作権は発表されることで権利の成立が周知され、発明は権利が成立する特許承認まで発表しないことが求められています。
つまり、『発表することが前提となる著作権では発表を控えなければならない発明を保護することはできない』のです。

しかし、特許出願後の審査に時間が掛かることを理由にして「著作権登録」または「知的財産権登録」を行えば権利が保護されると謳う悪質な商法を行う団体が活動しているため、間違えないよう注意しなければなりません。

【著作権GO!GO!】コンテンツ分類
  • 【著作権の基礎知識】大切な財産を保護するための効果と罰則
  • 【著作権の主な種類】無意識に侵害しないために知らなければいけない対象と権利
  • 【著作権に関わるキーワード】海賊版のダウンロード・盗作mなどの身近な著作権問題
【著作権GO!GO!】コンテンツメニュー
  • 侵害者への罰則 - 著作権侵害の代償とは?
  • ダウンロード - 著作物がネットで拡散する
注目記事(著作権GO!GO!)ランキング