映画・音楽・小説・漫画・アニメ・ゲームなど、現代における文化は多種多様に広がっています。
文化の普及には商業分野の活性化も必要不可欠ですが、その過程で文化を支える作品と作者の名誉や利益が損なわれる行為が発生することも少なくありません。
このサイトでは作品と作者を守る「著作権」について解説します。
私たちの生活は、映画や音楽、アニメ・ゲーム・漫画・小説などの作品によって構成された娯楽と文化によって物質・精神の両面が満たされた豊かなものとなっています。
しかし、その繁栄の裏側には自分の血肉を分けた子供のような愛着のある作品を、心無い人によって踏みにじられてしまった作者の存在があるのです。
作品や作者を法的に守るのが著作権なのです。
著作権は、美術・文学・芸術・学術などの個人の創作性が発揮された表現を持つ作品である「著作物」に対して発生する権利の総称です。
著作物が著作権で保護されていることによって、作者は著作物を安心して創作することが出来るようになります。
著作物は作者の持つ想像力や創作性といった感性の働きと、アイデアという創作の端緒であり根源となる閃き、そして時間やお金・努力といった多くの対価によって作られています。
しかし、他人が作った著作物をいかにも自分が苦労して作り上げたように見せる人や、コピー商品の販売で不当な利益を上げる業者は決して少なくないものです。
著作権は作者の間断ない努力を徒労に終わらせないためであり、不心得者が利益を得る状況を打破する為に設定された権利といえます。
この世には数え切れないほどの著作物がありますが、その全てが何もしないでも作者に利益を供給しているというわけではありません。
映画会社やレコード会社、出版社やゲーム会社など著作物それぞれに特化し、商業展開のノウハウを蓄えた会社の手助けを借りて商業化を図り、利益を出せる体勢を作らなければならないのです。
この際、作者は著作権に含まれる幾つかの権利を会社側に貸与・売却する形で利益配分を受ける契約を行うことになります。
商業展開するための著作権は作者と契約した会社が独占する形になるため、同業他社が無断で商品を作ることなどを防ぐことが出来ます。
このように、著作権は作者にとって多大な金銭的利益を齎してくれる財産でもあるのです。
著作権は、著作物を作った作者にとっても著作物を作者の許諾の元に商業利用する会社にとっても重要な権利で、いわゆる「飯の種」であると位置づけられています。
そのため法律で厳密に保護されているのですが、法の目をかいくぐって権利侵害を行なう人や会社は未だに後を絶たないのが現状です。
特に、インターネット上で行われる音楽や映画・ソフトウェアに対する著作権侵害はパソコン・ネットの性質上、オリジナルと遜色の無いものが無数に作り出されるため、売り上げの減少という結果に繋がってさえいます。
そのため、著作権の現状に即した法改正が頻繁に行われているのです。